FFXIIの一般的感想を読んで思うこと。

Playstation Mk2という口コミサイトがあるのは、
ある程度のゲーマーならご存知のはず。


で、そこのファイナルファンタジーXIIの評価がいまいちよろしくない。


エンタメなど所詮主観以外の何者でもないし
金を払った人がどんな期待を持ち、どんな楽しみ方をし、
どんな感想を持っても至極当然の権利だと思うが、
しかしそれら感想や評価を呼んで、僕としては以下のような感想を持っただ。


・FFに変わらないことや前作からの正常進化を期待しすぎの人、多い
 →コロコロシステムを変えたりがFF。そのこと自体は受け入れたらいいのでは。
  DQじゃないんだし。


・7からのファンと6以前からのファンの評価は2分、というように見受けられる。
 どっちかというと6以前からのファンの評価に共感するなあ。
 →12はゲームとしては完成度高いと思う。特にシステム面。
 →難易度も含め、プレイすることそのものを楽しめないなら厳しいかも。
 →7以降のみのファンって、頑張ってクリアしたいんじゃない人多いのかな。
  ストレス無く快感と感動を得たいんだね。なんかRPGの楽しみ方じゃない気が。


・確かに主人公&ヒロインの影は薄い。でも、だからこそ描けるものってのが
 ある気がするんだけど・・・
 →なんかの本で「ヲタはゲームやアニメに求める要素が超限定的・画一的で、
  その中のほんの微差を大きな違いとして楽しんでいる」というのを読んだ。
  似たようなプロットと絵のものばかりを嗜好するみたいな。
  確かにそういう実感ある。
 →だから、ある既成の枠内からこぼれた表現手法は受け入れがたいんだろか。
  

スターウォーズの世界観、パクリすぎw
 →これはさすがに・・・うーん。まあ、好きだから割り切れば楽しいけど。




最近の映画の広告なんかにも感じることだけど、
「泣けます」って言われて素直に泣くとか、ものすごい安直な感動や喜びの消費を
消費者が求めているし、提供側もそれに応えているんだなと。
それって悪いことじゃないけど、エンタメにたいした期待をしてないんだなと、
つくづく思う。暇つぶしくらいの位置づけだ。
単に消費の優先度やスタイルの変化ならいいけど、
現代人の感性が全体的に衰えてるとか、柔軟性に乏しくなってきているとか、
そういうことではないと思いたいなあ。