昨日に引き続きゴスペラーズ

昨日は割とどうでもいい話。
でも今日はちょっと毒吐くかな。


ぼく、ゴスペラーズってグループのよさが、微塵もわかりません。
もう、ほんとにこれっぽっちも。


まずグループ名。
ゴスペルというカテゴリをグループ登場以前から知っていた身としては
オチャラケか思い上がりか物知らずか、いったいなんなのかって感じ。
でもそれはロッカーズにも言えるけど、
あれは今の陣内孝則のキャラもあって許容できます。なんとなく。
あと、思い上がりとかオチャラケがカテゴリ的に似合うし。


そもそも「なんで日本人がゴスペルやる必要あるの?」って気がします。
ゴスペルじゃなくてただのヴォーカルグループでいいじゃん。
ゴスペルって宗教とか人種とか貧困とか、いろいろ不可分に抱えてるものが
あったように思うんだけどなあ。
J-HIPHOPもブラックカルチャーの深いところに
深く根ざしたHIPHOPの楽曲やスタイルの特徴を上っ面のみ借りてきて
それっぽいライムを載せている時点でキライなわけですが
両者共に、とにかくなんかすごく薄っぺらいものに感じます。
全てのグループが、とは言わないけどさあ。
意外と多くが、音楽的にインスパイヤされますた、って次元ではない感じがします。


(ひとつ注釈をつけるとすれば、ゴスペルもHIPHOPも、
日本人にいまや多大なインスピレーションを提供しているわけで、
それによって完成した高いクオリティの曲などは大好きです。
だから日本人にゴスペルやHIPHOPは全く理解できないとか
参考にしてはいけないとかは全く思っていません。)


そして、アカペラだけ、歌唱力のみで聞かせるという点では
聞いててどうにも気持ち悪い、微妙な力量不足っぷりを感じます。
もちろん、本家ゴスペルアーティストの方々に比して、です。


まあそんなこんなで、曲の良し悪しにまで意識が向きません。
逆にカラオケで誰かが歌っててそこで初めて「悪くはないな、誰これ?」
と思うこともあります。


今日の文とか、ファンが見たらすげー不快に思うんだろなー。
まあでも、偽らざる本音です。
頭デッカチなことを言いたいわけではなくて、
単純にイミテーションちっくでカコワルイ!って思ってるってことです。